tobethinker’s diary

日々研鑽

要素と全体

眠いんですが備忘録と思って一応書きます

 

抽象的な問いに対して抽象的に答えを出しただけで満足してはいけないんだけど、意外とそうして終わってしまう事が多い。

 

日本の課題は?とか、世界の課題は?という問いに対して、高齢化が問題で、それを解決するためには出生率をあげれば良い、というこたえが書いてあるとなるほどと思ってしまいがちな気がするけど、本当はこういうレベルで止まっていては全然ダメ。

 

なぜかというと、色々な層の人々をごちゃ混ぜにして議論してるから、最大公約数的な解答になっていて全然具体的ではないから。

 

つまり、右手の近くにあるペンを取る、っていうレベルだったら具体的で次になにをすればいいのかがすぐにわかるけど、出生率を上げるっていうレベルの答えだと抽象的ですぐに実行できないから。

 

続けてhowと何度か問わないと、現実世界の行動にまで落とし込めないから。

 

何かの分野について理解が深まっているかどうかも、どれだけ各論を抑えているかどうかで最後はきまるといってよいと思う。

 

結局抽象的なレベルで原則がわかっていたところで、ここのケースに対する具体的なアクションがその場で取れるようになっていないならだめというか。

 

日本のビジネスについてわかっいているかどうかでいえば、日経平均について知っているレベルでは不十分で、個々の企業の戦略とか財務状況について知っているかどうかが詳しく分かっているかどうかの分かれ目になると思うし、

 

医学について詳しく知っているかどうかは、治療薬の名称が言えるだけじゃなくて量が言えるとか使い分けが言えるかとかそういったレベルで決まってくる。

 

だからあらゆる分野について言えると思うんだけど、総論を抑えた上で次に何を勉強したらいいのか迷ったら、それは各論の学習をひたすらしていけばいいんだと思う。当たり前のことを書いてるんだけど、いつでも意識の中にひっぱってこれて行動の指針にまでできるかっていわれるとそういう人って少なそうじゃないですか?

 

ビジネスだったら個々のきぎょうについて調べればいいと思う。そういった感じのことをふわっと思う